リストスケジューリング法を用いたマルチプロセッサスケジューリングについ て考察する。この方式に基づくアルゴリズムは数多く提案されているが、アルゴ リズムの良さを左右するノードへの優先度の与え方については、十分に考察され ているとは言い難い。 そこで、ノードの割り当てに関する緊急度をあらわす特徴量として、そのノー ドの子孫数を用いることを新たに提案する。また、複数の特徴量の組合せ方法に ついて考え、子孫数を用いた評価関数の良さを実験的に評価・検証する。